カードを交換している人達

年賀状の進化

話を聞く男女

年賀状の歴史は古く、その発祥はなんと平安時代までさかのぼります。 貴族や武士の文化だったものが、江戸時代には大衆へと広がったようです。 そして明治時代になると郵便はがきが発行され、爆発的に年賀状の数が増えていきます。 さらにお年玉くじ付き年賀はがきの発行により、ますます広まっていったのです。 やがて印刷技術の発達により、印刷会社が年賀状印刷を請け負うようになります。 干支などの様々なデザインが豊富で、デザイン性に優れた年賀状を誰でも簡単に作れることから手書きよりも印刷したものが主流になっていきます。 中でも人気なのが、家族の写真を印刷した年賀はがきです。 そもそも年賀状は新年の挨拶を兼ねるものですから、家族の写真で近況を知らせるというのはとても理に適っています。

現在ではメールの普及によって、はがきを使う人が減っているのも事実です。 しかし上司などの目上の人にはメールでは失礼に当たるため、年賀はがきを出すという習慣はなくなることはないでしょう。 近年では、スマートフォンから簡単に写真入りの年賀状が注文できるなど、より便利になってきています。 ネット上の住所を知らない友人に年賀はがきを送れるというサービスも登場しています。 今後はこのように、インターネットとの連携がより強化されていくのではないでしょうか。 メールと違ってはがきは手元に残るので、思い出にもなります。 特に家族の写真が印刷されたはがきは、成長の記録にもなります。 お互いの住所や近況の確認の手段としても有効です。 なにより日本の文化として続けていきたい風習です。